2020/07/07 22:42
今日は七夕である。
私は七夕であろうがなかろうが、変わりない。
しかし、占い師という仕事は、七夕は大変に忙しい。
うちの伴侶は、自己表現活動家と銘打って、絵描きをはじめ、色んなことをしている。
そのうちの一つが占い師である。
彼女が起きると、大量のメッセージが入ってきている。
こういう、精神的にも、肉体的にも苦しさ、もどかしさが滲む、世界において、神頼みは必要である。
何か目に見えない大きなものを感じることが非常に少ない。
自然が身近にない、自然なものを汚らわしく感じてしまう。
また、自分に備わった、本能的な部分を嫌悪してしまう時代である。
当たり前のものを嫌悪したときには、人間としては非常に苦しい。
そこに神が必要なのである。
何かの団体に勧誘したいのではない。
神というのは、およそ無限的に感じる大きなものである。
力と言ってもいい。
宇宙と言ってもいい。
偶像的な神でも良いだろう。
そのようなことを感じるにちょうど良い日が七夕なのである。
今年は、祭りも大方中止される。
神のいない世の中で、人間はどのように暮らしていくのだろうか。